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地誌:ルナー帝国辺境:オラーヤ君主領

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歴史上、この地は「曙」よりこのかたペローリア帝国の一部となったことはなく、リンリディからの移住者と、赤の平原からのペント騎馬遊牧民とのあいだの戦闘緩衝地であった。それゆえ、すばらしい農地の広がりと大河アーコス河の流れにもかかわらず、オラーヤにはたくさんの人が住んだことも、重要な都市文化がきずかれたこともなかった。だがマグニフィクス帝の意を汲んだホン・イールによって帝国に併合されて以来、いまでは活発な帝国領土拡大のひとつの中心となっている。



人々
 ペント人たちと状況に応じて和戦を結びながら、歴史時代のほとんどを通じてカストック信徒のコサックたちがこの地を占有してきた。遊牧民が「恐怖の夜」でついに敗北を喫すると、この地は「赤の平原」への植民運動の基地として開拓民に解放された。コサックたちには生きるための戦いにくわわることのできる者すべてを受けいれるという古き伝統があり、植民者をこころよく迎えいれた。この地方への入植者たちの出自はさまざまであった。このサトラッピでは中心的な文化や社会組織は存在しない(オラーヤ人は、さまざまな出身地のキーワードを選ぶことができる)。このことは新奇な考えや方法の受容を促進し、先例のない経済発展をうながした一方で、統治や秩序の点でいろいろな問題をひきおこしている。リンリディでは、オラーヤは「山賊のサトラッピ」として知られている。この地での旅は困難である。辺境の法が支配する辺土であり、あきらかに人命軽視の風があるためである。固定身分化された奴隷階級がかなりの数存在しており、経済の重要な一部をになっている。彼らはとくにトウモロコシ畑で働くものがおおく、その支配にはホン・イールのカルトが重要な役割をはたしている。しばしば小さな奴隷叛乱がみられるが、ふつうはサトラップのコサックや私兵部隊によって迅速に叩きつぶされる。

  • 人口:40万人
ペランダ人 21%
コサック 31%
リンリディ人 14%
ルナー人 11%
ダラ・ハッパ人 7%
カルマニア人 6%
その他 10%


 現在のサトラップ、ペネラリ・ソールは、モラーリ・ソール氏族の出である。モラーリ・ソール氏族は6/10 (1527年)にもともとの支配家門オイェラ・ダン家(ホン・イールの裔)がホン・イールのカルトの支配をつづけるためにその位を降りた後を襲った。ペネラリ・ソールはその支配に力と恐怖をもってし、民から勝手気ままに献貢をとりたてている。彼はこの収入のほとんどをつかって皇帝そのひとのイェニチェリ軍にまさるともおとらない奴隷軍団をつくりあげることに専心しているが、その目的ははっきりしない。奴隷のおおくは、自分の子供たちがつらい仕事から解放され自由なルナー市民となるチャンスのあるイェニチェリ軍にとりたてられることを望んでいる。
 現在、サトラップの富の源はペントの隊商をつうじて花開いたクラロレラとの交易である。絹や香料、陶磁器や工芸品への関税から生じる歳入のおかげで、サトラッピの姿を変貌させている一連の都市開発計画が可能となった。なかでももっとも目立つのは大都市のおおがかりな防衛工事である。ゆたかな土地、すばらしい河川網、ヴォン山脈から産する金属のおかげで、オラーヤは帝国でもっとも急速に発展するサトラッピとなっている。


風土
 オラーヤのほとんどは起伏する草原とステップ地帯であり、北西からは「老人の渇え」として知られる冷たいかわいた風が絶え間なく吹きつけている。その景色のなかに農場と街がちらばる。それは門閥の起業した植民事業の規則正しい開拓地から、個人の移住者のいまにも壊れそうなあばら家までさまざまである。首都は、ホン・イールの大寺院のあるパルバーである。パルバーは起源の知れない古い都市の廃墟の上にたてられており、「来訪の門」の隣にはその古い礎石をつかった「知られざる祖に捧ぐ寺院」が建立されている。首都周辺のアーコス河谷の広大な奴隷プランテーション農園では、ゆたかに実ったトウモロコシが収穫される。最近建造されているものに、三層城壁(\\ルビ:トライヴァレグ)というものがある。これは都市の堀の内側(\\landside = flat side of plow opposite the furrow ?)をまもる三重の城壁であり、内部には十個連隊用の兵舎と備蓄庫が併設されている。

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