King of Dragon Pass の後継である「Six Ages」iOS版が発売されました！
(PC版、Android版については「2019年予定」とだけしか言えないそうです）
英語only。テキスト量はハリーポッターの小説にして４冊分あり、他言語への翻訳は難しいとされています。
歴史や地理が好きで、ファンタジーが好きで、大量の英文を読むのが苦にならない人にはオススメです！＞#SixAges （すごく限定される）
— まりおん (@yelmalio) 2018年6月30日
あと氏族間抗争に萌えるひと……？
特徴
- King of Dragon Pass と流れは一緒。
- 覚えきれなかった氏族情報が随時呼び出せるなど、KoDPより操作がわかりやすくなった。
- 戦闘が一進一退になってスリリングに。負けると砦の堀が埋められてしまったりする。
- 神々だけではなく精霊と協力が必要に。
- 時間が進むと新勢力とかがやってくる？ 最終目標はプレイしながらわかってくる模様（私はまだ分かりません）
- イベントが多くて止めどころ分からん
プレイ動画（作者の David Dunham 氏へインタビューしながら）
GamasutraのGamasutra Plays Six Ages With David Dunhamをwww.twitch.tvから視聴する
舞台
King of Dragon Pass は人類皆殺しにあったドラゴン・パス地方への再入植時代（1300年代）が描かれましたが、Six Ages の舞台はなんと「神話時代」です。
プレイヤーが操作するのは馬の民「ハイアロール族」の一氏族。
太陽神イェルムを信仰していたのですが、故郷の「黄金都市」ニヴォラ（現在のジラーロあたりにあったとされる）が北からきた氷河に押しつぶされたため、放浪の民となり南方の（後の）セアード地方に入植することになります。
時代は「嵐の時代」。スタート時では、周辺には同じハイアロール族の氏族や、祖先は同じくしますが戦車（チャリオット）を使う「車輪 (The Wheel) の民」も周囲に住んでおり、他に「黒ウナギ川」の水の民（The Weeder ＝草の民）が登場します。
ゲームが進むと南から「雄羊の民」(The Ram)＝オーランス人が入植してきます。自分はまだ会っていませんが、北からダラ・ハッパ人がやってきそうな雰囲気もあります。
現在ではこの「ハイアロール人」はオーランス人に吸収されており、エルマルを主に信仰する氏族の祖先となっています。
ゲームの時点ではオーランス人は馬を扱う技術はまったく持っていないので、オーランス人の騎馬の習慣はすべてハイアロール人が起源なのかも？
オーランス人と和を結び吸収されることになるのか。それとも東に向かいペントの騎馬遊牧民の祖となるのか。もしかしたらゲームでもそんな選択肢があるのかもしれませんね。
HeroQuest などの資料では、オーランス人は農耕民族であった デューレヴ人、海の民 ヘラー人 などを吸収してきたことが示唆されています。
ゲームに登場するオーランス人は本当に蛮族で、しかも強いのでまことにタチが悪く、隣人には居てほしくないタイプ。そんな彼らもいろいろな民族を吸収することで文明が進み、落ち着いたのかもしれませんね。（アレで……？）
１回目のプレイでは平和に徹していたらオーランス人が現れてボコボコにされたので、現在やり直して適度に略奪などしながら進めています。
はやく攻略 wiki できないかなー(笑)。
King of Dragon Pass みたいに異種族もたくさん登場。いまのところエルフ、ドワーフ、ドラゴニュートには出会いました。
テルモリも来るの？
まったく面白くて時間を吸収されるゲームです。iPhone / iPad を持っている皆様はぜひプレイしてみてください！（辞書アプリを手元において）
