キャラクター・テンプレートを作るための資料をつくっていたら、冊子ができてしまった。
ダウンロードはこちらから。
もちろんですが、新ルーンクエスト(RQG)がないと使えないぞ。(表とかは本文を参照してもらうため) こちらから決断的に購入するのだ。
Essen Spiel '18 に参加された徳岡正肇さんがルーンクエストの今後の出版について、 Jeff Richard 氏にインタビューをされています!
簡単なまとめ
(※ Ian Cooper 氏からも同様の情報をいただきました→
その他のグローランサ関係の出版予定 - ルーンクエスト情報局)
3年で20冊も本を出すといわれても、ケイオシアムの旧来からのファンにはZガンダムばりに「信じられるものかよ!」とか言いたくなってしまいますが(笑)(※※)、ともかくたのしみですね。
デジタルゲーム化も進んでいるとも取れる発言をされていますが、ここはやはりフロムソフトウェアからのゲーム化をですね……。いや冗談です。
でも パヴィスを舞台にしたスカイリムみたいなゲーム とかやりたいじゃないですか。やりたくない?
(※※ 1980年ぐらいのサプリにもそんなことが書いてあったが2年後ぐらいにアヴァロンヒルに版権が売却された)
(2018年11月時点の情報です)
ナラティブRPGのラインで、2001年の「HeroWars」の流れをくみます。背景情報設定集としては、ルーンクエストや 13th Age でも使用することができると銘打っています。
HeroQuest SRD (仮)
- グローランサだけではなく、ほかの背景設定も扱えるように変更した新ルール。
- Open Game Licence であり、System Reference Documents (SRD) でもある。
- つまり HeroQuest 2.0 に回帰する
- 印刷版としては、コアルールと、32ページのジャンルパック(背景設定本)が単独で出る。
- ジャンルパック募集中!らしい
Red Cow Book 3冊目
- 1621年?から1625年の間の、Eleven Lights ではあまり触れられなかった反乱軍の動きについて扱う本らしい
- Eleven Lights では「なんか遠くでドラゴンが目覚めたらしい!」みたいな扱いだった Dragonrise 事件が中心になる、のだろうか
- HeroQuest 1の頃の途中で立ち消えた「Sartar Rising!」を再演するのかもしれない。
- Boat Planet の謎が明かされる、らしい
TRPGスペース リーチングムーンさん(名前からわかるように、この店の設立には ルナー教徒の陰謀 ルーンクエストが深くかかわっております)で、ルーンクエストのダイスの輸入販売がされております。
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さようなら、グレッグ・スタッフォード(1948年 - 2018年)
2018年10月12日 Michael O'Brien 投稿
われわれが尊敬し愛する創業者、グレッグ・スタフォードが亡くなったとの報に接し、ケイオシアムの子らのショックと悲しみは計り知れません。グレッグは昨日、カリフォルニア州アルカタにある自宅にあるスウェット・ロッジ*1で亡くなりました。幸いにも、彼の死は痛みなく速やかなものでした。彼はその生きざまの如く、啓蒙のスピリチュアルクエストに旅立ちました。
史上最大のゲームデザイナーの一人であり、数えきれないほどの多くの賞を勝ち取った、友にして師、教導者にして世代をまたぐゲーマーたちに霊感を与えたもの、「ゲームの大シャーマン」は、テーブルトークRPGの世界にはかりしれない影響を与えました。
グレッグは1975年にケイオシアム社を創設し、当初から(彼の言葉を引用すれば)「模倣することに満足せず、かわりに自分たちオリジナルのプレイの仕方、内容、デザインでゲームを出版し」てきました。彼のリーダーシップの下、ケイオシアム社はすぐに独創性と創造性で名を馳せ、このホビーにおいて現在では当たり前となった多くのことを初めて導入しました。 John Wick(7th Sea、Legend of Five Rings)が言ったことが忘れられません。“年を重ねると、若いRPGデザイナーたちが「これは決して前にやられたことはありません!」と言うのをたびたび聞くようになった。そしてその度、私は グレッグ・スタフォードが何十年も前にやったことだと指摘してやるのだ。"
ロールプレイングゲーム、ボードゲーム、フィクションでのグレッグの作品は、最も魅力的で革新的なものとして評価されています。グローランサ、オアハカ市*2、アーサー王、シャーマニズム、神話など、グレッグがその興味と情熱をそそいだ分野で、グレッグが霊感と熱狂をあたえた数え切れない人々から、数多くのお別れのメッセージが来ることは間違いありません。
さしあたって、2018年の ENnies Awards のセレモニー、彼の最後の公的関与において神話創造者たる彼自身が語った言葉をここに置いておきます。グレッグは、最近、特に2015年に取締役会の議長に返り咲いて以降のケイオシアム社が行ってきた仕事を非常に誇りに思っていました。 翻って考えると、究極的には、彼はゲーム業界に携わるものの成功は、ファンの熱意とサポートによると考えていました。 ケイオシアム社一同は、グレッグ・スタッフォードそのひとと、彼が達成したことによって、RPGのファンたちがファンとなった(私たちも含めて!)と考えています。
グレッグの妻スザンヌ、そして彼の子供ノア、アリシャ、ジェイソン、そしてその家族への心からの哀悼の意を表します。
さようなら、グレッグ。 -ケイオシアム社一同
#WeAreAllUs *3
BRP Central のお悔やみスレッド
私たちは、BRPセントラルで特別なお悔やみのスレッドを作成しました ―― グレッグ・スタフォードについて、哀悼の意を表明し、思い出し、祈念するためのケイオシアムの掲示板です。
彼の人生と遺したものに対する感謝の気持ちを表明したい、あるいは自分の気持ちを残したい、あるいは敬意を表したいのであれば、ここにご自由に書き記してください。グレッグの妻スザンヌと家族は、世界中のゲーム・コミュニティで、彼が愛され、尊敬され、尊敬されていることを知っています。彼らの心の準備ができたら、あなたの記事を読むためのリンクを渡しています。グレッグの家族は、この悲しみの時を私事として過ごすことを尊重してもらえるよう希望しています。
https://basicroleplaying.org/topic/8417-greg-stafford-condolence-thread
あまりにも突然で戸惑っています。
2001年に来日されたときに、多くのファンが集まって一緒にゲームをしたことが昨日のように思い出されます。もう一度お会いしたかったです。
さようなら、グレッグ。
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ケイオシアム公式ホームページで、新ルーンクエストのエラッタ(第一弾)が公開されました。
RQG のエラータ(正誤表)がウェブでも公開されました。(修正すべき部分もっといっぱいあるだろうと言いたけど)https://t.co/e55TGBV8s3
— alley-cats (@lanbril) 2018年9月22日
内容としては、
- 《延長》呪文とルーンポイント回復についての解釈
- 祈祷師ルールの補足
- 「悪なる男」との精霊戦闘についての補足
- 魔精(Fetch) の CHA は精霊戦闘ダメージに影響しない
- 《Spell Extention》についての補足
- 無力化について
- 武装解除(ディザーム)ルール
です。