英雄戦争では、新たな混沌の英雄や、さらには新たな混沌の神々が登場します。ここでは簡単にそれを紹介し、英雄戦争での敵たちを俯瞰することにしましょう。
ヘゼル・ダーロン(ラリオス)
ラリオスで新たに信仰されるようになる、混沌の女英雄です。英雄戦争の始まった後、カリアはダーロン信者であふれかえり、ヴストリア山脈にもいくつも拠点を持つようになります。彼らの軍団はそれぞれ特異な怪物に指揮されています。
預言者デフェド(ラリオス)
ボリスト派に新たな預言者が現れます。
センド・ヴァル(ルナー帝国中枢)
彼女はラルツァカークの娘です。彼女は、自分は邪悪ではないと主張しています。彼女は魅惑的な女性で、“快楽”のエネルギーを放射しており、赤の皇帝の個人的な友人として遇されています。彼女は退廃の支配する宮廷で確実に力を伸ばしていきます。
アランソア(ルナー帝国北東部)
見者にして預言者。彼は人間を生贄とする新しいカルトを広めていきます。その力に頼れば、確実に都市をペントの遊牧民から守れるというのです。帝国はこれを禁止しようとしますが、オラーヤと原聖地でこのカルトは強大な力を持つようになります。
セルコルツェ、“馬上の死の王”(フロネラ)
戦争王国の指導者。戦争王国は全ての存在を破壊しようと、戦いをフロネラ全土にまき散らします。
リン・タ(クラロレラ)
「忘却王国」の戦王。奇妙な事に、トロウルキンの人口が増大し、毎年周辺に襲撃が繰り返されるようになります。彼らは奇妙な新しい甲虫に乗っています。
デンケル、新世のトロウル(コロマンドル)
忘却王国の北には、カリスマ的なトロウルの指導者が現れます。彼女は「血の太陽」のカルトを忘却王国に広めていきます。
モドゥ提督とソルムダール将軍(東方諸島)
彼らは強大な海軍を率いて島々に朝貢を要求していきます。彼らは何かを探しているようにも思えます。また、彼らは新しい太陽神のカルトを行く先々で広めていきます。彼らは東方諸島の“魔王”デック・オルの信者です。
リヴィア・タリンダ(東方諸島)
「血の心臓の女神」の大司祭。東方諸島に彼女のカルトを広めていきます。
混沌の活性化(ドラゴン・パス)
ドラゴンの解放(1625)で、不可思議な諸力がこの地域で活性化します。それに伴い、ドラゴン・パス各地の混沌の力も増大します。
ブルーの拡大(ナーガン砂漠)
パマールテラ南方の砂漠から、ブルーの大侵攻が始まります。