河東さんがトロウルのエントリのコメントで、「ドワーフの視認能力はまたトロウルとは違ったけど、どうゆうのだったっけ?」という質問をされて、それに対していろいろな方からレスがついておりました。
ドワーフの持つ特殊な知覚能力は、アースセンス、日本語では〈地覚能力〉とか訳されています。
D&Dとかでもドワーフの能力として一般的なもんですが、グローランサではかなり突っ込まれて設定されておりますね。
Vampire.Sにいさま 『ドワーフの《地覚》についての情報がまとめられています:(注:リンク先は記事消滅)
ちなみに、かなり古い時代の資料(初出は Different World 誌ですな)で、著者はサンディ・ピーターセン。ということで、〈生物学〉知識がないと読み進めづらいかも。簡単に書きますと、鮫を含む多くの魚類等が持っている、電位変化感知能力兼大気圧(水中では水圧)感知能力です。
従って、大気中の空電や強力な超長波電波などに加え、生物の筋肉が発する神経電位変化を関知しているわけですな。
サンディ・ピーターセン氏は動物学者だったので、トロウルパックはあんなすげえものになったのは有名な話。やはり世界創造には、才能があっても1人じゃなく、異才を取り入れないとだめだと思うんだ。
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