いちばん最初に作った中編動画。
途中でシリアスさがログアウトします。
吟遊詩人ミクさんシリーズの最初にして(ストーリー的には)一番後の作品であります。
「MMDファンタジー豊穣祭」というイベントあわせで作った作品です。
唐突に終わるのは以前のシリーズから変わらず。
カメラのモーションの練習で始めたもの。
楽しそうに踊るのを撮るのが主眼でルーンクエストネタはあまりありません。
Michael O'Brien 氏(『サン・カウンティ』とか『ゆりかご河』の作者)の提唱する「Maximum Game Fun」キャラクター作成法です。
MOB氏の作るキャラクターが魅力的なのは、太陽領やゆりかご河のサンプルPCを見てもらえば理解されると思います。
まあ、ルールっていうほどのものでもなく、PCを作成するときに、個性をつけるためのコツみたいな感じでしょうか。
以下の例は、ランカー・マイの学者さんのPCについて考えた例だそうです。
続きを読む「異種族 ロールプレイ」でググってみたけど、あまり記事はないみたいですね。
需要はないのかもしれん(笑)。
んで、個人的に考えてみた指針ですが……
1.「種族の行動原則」をまとめてみる。
2.「五感の違い」を把握してプレゼンする。
3.「できないこと」を強調する。
4.「できること」(ルール的に)でゲームに貢献する。
5.「考え方の違い」を状況的に「おもしろく」演出する。
6. でも「プレイの原則」を守る:テーブルを不快にさせない。
ぐらいでしょうか。
トロウルはグローランサ最強の種族のひとつであり、PC用種族として人気が高い種族です。というか、グローランサで異種族をプレイしようとしたらダックかトロウルしかないんじゃないか(エルフは野菜だしドワーフは機械だから)。
そのトロウルの最大の弱点は、生殖能力です。
トロウルの“暗黒の母”カイガー・リートールが、第一期に光の神ナイサロール/グバージに破れ、豊穣の母であるコラスティングが死に、「トロウルキンの呪い」がトロウルたちにふりかかりました。トロウルのメスたちの生殖能力は低下し、できそこないのトロウル=トロウルキンが生まれてくるようになったのです。しかもその「できそこない」は生まれてくる子供の7割以上を占めていました。生まれるたびにできそこないを殺していたトロウルたちですが、そのあまりの数にトロウルキンを食料、奴隷として扱うことにしました。もしこの呪いがなければ、トロウルは主要種族の座を占めつづけ、いま現在(第二期〜第三期)のように人間が隆盛を誇ることもなかったでしょう。
悲しいよ、惨めだよ。わしの心は黙っているけれど、それよりもっと恐ろしいことがあった。わしはみたんだよ、悪いどろどろしたグバージが、愛しい姉さまで母さまのコラスティングを二つに引き裂くのを。……
呪われよグバージ! 明るきもの、生命を裏切るもの!
おまえを造ったものも! 同族も!
アーカットはおまえの腐った魂を見張る。
おまえの汚れきった精髄をいたぶる。
おまえの引き裂かれた体を呪う。
おまえのおぞましい力を食う。
おまえの手を微塵に砕く。
おまえの歯を折る。
頭蓋骨をくだく。
心臓を踏む…
(トロウルの女祭の祈祷の言葉より)
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グローランサのエルフは、動く植物です。植物の女神アルドリアの子孫で、「人」と「植物」のルーンを持つ種族で、ほかのアルドリアミにはランナー(チンパンジー)とかスプライトとか巨木兵とかがいます。
エルフは大別して3種類。ブラウンエルフ(ムレーリ)は落葉樹、グリーンエルフ(ヴロンカリ)は針葉樹、イエローエルフ(エンバイリ)はジャングルの熱帯雨林のエルフです。ブラウンエルフは葉の落ちている冬のあいだ冬眠します。これは、神話時代大暗黒の間眠っていたためです。
この3種の真エルフのほかに、南方パマールテラにはシダ植物のレッドエルフ(ゴブリン)がおりますが、非常に原始的な生活をしています。あと、海には海草のブルーエルフとかもいる。ちなみにキノコのエルフであるブラックエルフ(ヴォララン)は正しくは植物ではなく、暗黒の生物になります。
神話時代には宇宙山の森に住んでいたホワイトエルフがいただとか、パマールテラの南の果ての燃える砂漠にはファイヤーエルフがいるだとか、赤い月にはムーンエルフがいるだとかいう話もありますが、ホントかどうかは分かりません。
続きを読む河東さんがトロウルのエントリのコメントで、「ドワーフの視認能力はまたトロウルとは違ったけど、どうゆうのだったっけ?」という質問をされて、それに対していろいろな方からレスがついておりました。
ドワーフの持つ特殊な知覚能力は、アースセンス、日本語では〈地覚能力〉とか訳されています。
D&Dとかでもドワーフの能力として一般的なもんですが、グローランサではかなり突っ込まれて設定されておりますね。
Vampire.Sにいさま 『ドワーフの《地覚》についての情報がまとめられています:(注:リンク先は記事消滅)
ちなみに、かなり古い時代の資料(初出は Different World 誌ですな)で、著者はサンディ・ピーターセン。ということで、〈生物学〉知識がないと読み進めづらいかも。簡単に書きますと、鮫を含む多くの魚類等が持っている、電位変化感知能力兼大気圧(水中では水圧)感知能力です。
従って、大気中の空電や強力な超長波電波などに加え、生物の筋肉が発する神経電位変化を関知しているわけですな。
サンディ・ピーターセン氏は動物学者だったので、トロウルパックはあんなすげえものになったのは有名な話。やはり世界創造には、才能があっても1人じゃなく、異才を取り入れないとだめだと思うんだ。
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