ルーンクエスト情報局

新ルーンクエストの情報です。

グローランサの“魔族”:アンディン族 (Andin)

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アンディン族は東方諸島の「反神」(Antigods)を奉じる魔族で、姿はさまざま。鬼みたいなものをイメージすればいいのかな。混沌ではなく(人間と同じく混沌をおびたものはいる)、反神の魔術や魔道、呪術、あと悟法をつかいます。
神と反神は能力的には変わらず、その行動特性がグローランサの調和を維持するか、破壊するかによって区別されるようです。魔王が偉大な悟法使いだったりするし。オーランスなんかは、東方諸島の神ではありませんが、どっちかっというと反神あつかいされるようです。


この記事によればアンディン族は斧とかナギナタをつかうんだね。


グローランサの東方諸島について詳しくは、こちらをご覧ください。
東方諸島は、いつか遊んでみたい場所ではあります。キート族(ペンギン人とか)もいるしね!(笑)

英雄戦争における混沌

英雄戦争では、新たな混沌の英雄や、さらには新たな混沌の神々が登場します。ここでは簡単にそれを紹介し、英雄戦争での敵たちを俯瞰することにしましょう。

ヘゼル・ダーロン(ラリオス)

 ラリオスで新たに信仰されるようになる、混沌の女英雄です。英雄戦争の始まった後、カリアはダーロン信者であふれかえり、ヴストリア山脈にもいくつも拠点を持つようになります。彼らの軍団はそれぞれ特異な怪物に指揮されています。

ラルツァカーク(ドラストール

 ユニコーンの皇帝はタラスター王オディに討ち取られますが、それが本当にラルツァカークの“本体”であったのかは分かりません。


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地上における赤の女神(ティーロ・エスタラ)

女神の再誕


「ルナー帝国の歴史」から、「0ウェイン:地上における女神」をダイジェストでお送りします。

ST.1220年――この年、赤の女神はトーランの都に生まれた。七人の陰謀家たち、後に「七母神」と呼ばれる者たちによって、この魔法の儀式は執り行われた。


トーランの都のあるリンリディ地方は、この時代、多くのサトラップ(地方領主)が覇を競う戦乱の地であった。西には未だ強大なカルマニア帝国の圧政がひかれ、東方には力を増す騎馬遊牧民の絶え間ない略奪にさらされていた。

女神の誕生に先立って、3つの予兆があったという――“若きエレメントたち”が現れ忠誠の誓いを述べ、獣たちは歌を歌い、蜘蛛は巣を守った。女神の誕生の4日前、スポル領で行われた獅子狩りの儀式の最中に、カルマニアの戦神フマクトは不意打ちで傷を負わされ、儀式は失敗した。狩りからなんとか生き延びて戻ったスポル貴族は、同胞の死の原因となった女神を探し始めた。そのすぐ後、トーラン市は近隣の都市と共に女神を助けることを宣言した。


アーコス河畔の戦い(「ファースト・ヴィクトリーの戦い」と呼ばれる)によって、女神の寄せ集めの軍団と国家が確立された。女神はその地を「原聖地」(最初に祝福された地)と名付け、恋人を最初のサトラップ(サルタン)とした。0/6(1226年)、女神の軍団は隣国の侵略を「エレイユ・ハラーンの戦い」で退け、支配権を確立して領土を広げた。干渉への対抗と女神が領土拡大を望んだこともあり、女神はその支配に加わらないサトラップたちへの侵攻を開始した。

0/8の終りの聖祝期、女神は定命者の世界を離れ、ゴッドクエストに旅立った。


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グローランサのゴーストはアンデッドではない?

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mallion 『ゴーストはアンデッドじゃないんですよ。』


Epikt 『>ゴーストはアンデッドじゃないんですよ。

    (’A`)

じゃあ何なんですか!?(ぶち切れ顔で)』


ゴーストがグローランサではアンデッドではない、というのはわりと古参のRQer のあいだでは有名な(?)ことだったんですが、さてソースはどこだったかな、と思って探したらありました。RPGマガジンの「RuneLibrary」の「フマクトのカルト」の中の、「訳者の(あまり重要でない)補足」という囲み記事のなかでした。(これは普通わからない)

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火焔の山〜ファイアバーグ〜

 海洋の大閉鎖のあいだ、海上でおきていたことを知る者はおらぬ。だが我は知っている。黒蓮の粉の合い間の、苦悶に満ちた眠りの中で、翼ある魔が我を連れその光景を見せたのだ。――
 ウマリアスが来た。その焔は眩しすぎて、まるで黒いようにみえた。それは水にひろがった油のようにわだつみの海に広がり、焔は雲よりも高くのぼって、魔物に抱えられ空の天蓋の下にいる我の足をも舐めた。ウマリアスの岸はブリソスに砕け、魔の波が美しき島をまるで溶岩のようにあらった。動く炎の大陸、美しき炎が、裏切りの島を引き裂き、島は悲鳴をあげながらバラバラとなって地界へと流れ落ちていった。
  ジョンスタウン文書 #1249


※※※


718年、神知者たちはタニエンという名の存在を召喚した。それは生きた神話のなかではなく、物語のなかにだけ存在したものであった。タニエンは水神ローリオンの息子で、不滅の炎の世界である天空に平和に棲むものであった。召喚されるや、タニエンは「燃える水の神」である本性をあらわした。神の招来に備えて準備されていた膨大な大洋の層は即座に燃え上がった。計画通り、大火はウェアタグ人とその同盟者(なかには数千の魚人やソファールのスンチェン人を含んでいた)のほとんどを滅ぼし、神知者は海洋の覇者となったのである。

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俵ねずみ氏のルーンクエストリプレイ(ヒーローレベル)

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前も紹介した気もしますが、これを機に。
俵ねずみ氏による、ルーンクエストで英雄レベルまでいったPCを使ったもちまわりキャンペーンのリプレイ。
アラクニー・ソラーラの落とし仔との戦闘が圧巻です。っていうか、これもうRQじゃねえ(笑)。


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俵ねずみのロールプレイ論


旧知の人物の名をみかけまして。
俵ねずみさんは大学の同じサークルの先輩でして、プレイスタイル的には同じ思想の上にたっている人です。おなじ「ルーンクエスター」でしたし(笑)。


サークルの伝説としては、トラベラーで宇宙船からPCを船外投棄しようとした「冷たい方程式事件」とか、ミドルアースで暗殺者ホビットをプレイして吹き矢で周囲を恐怖のどん底に陥れた「キラーホビット事件」などがあります。というかあったらしい(伝聞)。
「うーん、それはプレイヤーとしてはこうしたいねんけど、PCとしたらできん!」といっているのをよく見かけました。


こちらの「田舎老人」のペンネームと同じ方です。
最近はどうされているかなあ。

今こそ多くの方に読まれるべき論考ではないかと思います。


たしかに。ちょっと長いんですけど一読の価値はあると思います。