ケイオシアム社より、HeroQuest のキャンペーンソースブック、「Eleven Ligths」『十一の光』が発売されました!
これは舞台設定本の「Coming Storm」『来るべき嵐』につづく2冊目のシリーズで、ずいぶんと待たされていたのですが(2年くらい?)、突如としてPDF版で発売され度肝を抜かれました。なんの予告もなかったので2017年中の発売は絶望視されていたりしたのですが……
「Coming Storm」についてのまとめはこちら。
この本は新ルーンクエストとは違い、HeroQuest シリーズですので、ほぼシステムレス(シナリオ設定などだけで、データがほとんどない)です。作者の Ian Cooper さん曰く、
「NPCのステータスをルーンクエスト用に用意すればルーンクエストでも遊べるよ。(自分は作らないけど)みんなが作ったルーンクエストのNPCデータを監修はできるよ」
とのことで(;^ω^)、いやしかし新ルーンクエストが発売された暁にはどこかの有志が作ってくれるでしょう(たぶん……)。
内容は、1618年から1625年に至るサーターの一氏族「レッドカウ氏族」が英雄戦争をいかに生き抜いていくかを扱った一大戦役(キャンペーン)。
最初は隣の氏族との争いだとか氏族内の抗争だとかわりと平和(でもない)シナリオだったのが、クリムゾンバットが来襲したり(1619年)、テルモリとの大戦争が起きたり(1620年)、オーランスが死んで2年間冬が続いて存続の危機が訪れたり(1621年~1622年)、その煽りで政治的な軋轢が噴出したり、いろいろと大変なことが起こっていきます。
1621年(旧ルーンクエストの「現在」)から、新ルーンクエストの「現在」である1627年への橋渡し的な流れを描いている本だと言えるでしょう。
じつは買ったんだけど、まだぜんぜん読めてないので、また後日詳細はレポートするとして、とりあえずは Twitter 上での感想等を集めてみました。
喜びの声
The saga of The Coming Storm continues... https://t.co/wjjBjEn2kM #glorantha #heroquest pic.twitter.com/jpVbgGvtVW
— Chaosium (@Chaosium_Inc) 2017年7月25日
Eleven Lights 買いました。 pic.twitter.com/G0vkYl4eym
— まりおん (@yelmalio) 2017年7月26日
『Eleven Lights』を流れるようにぽちー。「ダッテ(TLデハ)ミンナシテル!!」←ダメな日本人。
— ひろりん (@rufelza) 2017年7月25日
ということでEleven Lightsをぽちー
— nayuta77/瑠璃色兄裸 (@nayuta77) 2017年7月25日
Eleven Lights とは
The Eleven Ligths は「一般的な活動」、「1618年」、「1619年」...で 1625年まであって、各年の周辺状況と、その年の幾つかの事件を始まり、参加者、状況、活動と結末、ゲームで遊ぶにはを紹介する、普通?の氏族の英雄戦争への歴史とシナリオネタの本な感じです。
— alley-cats (@lanbril) 2017年7月26日
そういう意味では Great Pendragon Campaign の期間を短かくして、氏族レベルに下げたような感じと言えなくもない。#グローランサ
— alley-cats (@lanbril) 2017年7月26日
なにが Eleven Lights かというと、昇月の寺院を打ち倒すオーランスの輪の星座のことなのですね。アーグラス皇子のウォーロック部隊に後に加わっています
— まりおん (@yelmalio) 2017年7月25日
ここから oomizuao さんの感想ツイート
すっかり忘れ去られたかと思ってましたがちゃんと出してくれたのね(ポチー)。 https://t.co/lcvKsMhwJE
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月25日
十一光、NPC管理の例でサンプルとして上がるのはやはり牛泥棒のケース。おまいらほんと牛泥棒好きやな……(´ヘ`;)
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月25日
十一光斜め読み中。毎回毎回思うのだけど、ほんとオーランシィの牛泥棒は致命的な宿痾。これがなければ血で血を洗う復讐の連鎖とか氏族の餓死の危機とか戦争とかを9割避けられるはず。主神がこれを推奨してるというのが恐ろしい。アーナルダもよく我慢できるなぁ……
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月25日
十一光斜め読み終了。繰り返し「NPCが主役になってはいけません」と記述があって苦笑い。まあ、確かに前のHeroWarsのSartarRising!キャンペーンはひどかったもんねぇ……
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月26日
十一光、プレイヤーがどういう十一光になるかをある程度決められるのは面白かったです。その他の点も自由度高め。たぶん親ルナーオンリーのパーティーでもキャンペーンをやり遂げられそうなくらい自由度高いかも。不満点を上げると帝国が負けちゃう……のは仕方ないとしてアーグラスの出現唐突すぎ?
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月26日
あと十一光はその気になれば新ルンクエにそのまま流用できるかも。無論ルール偏向の手間はめっちゃかかると思いますが。Wyterのルールとかめんどい予感……
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月26日
それから、十一光、特にオーランス死亡事件以降急速に形成されたサーターの親ルナー住民への対応例がかなり面白かったです。サーター主流の反応としてはアウトローとして追放、場合によってはその後追って殺害なんだけど、氏族を割ってルナーシンパに新氏族を作らせるとかもありなのね一応……。
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月26日
うーむ十一光、ルーンが怪しいのが多いので早くエラッタ出ないかな……つーか赤牛の方もえーかげん誤植修正版をダウンロードできるようにしてほしいのだが……
— oomizuao (@oomizuao) 2017年7月31日
また読み込んだら記事を書きますね~。