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レビュー『東方諸島の海賊 第1巻』(翻訳)

以下は、Runeblogger さんのブログに掲載された『Pirates of East Isles vol.1』(東方諸島の海賊 第1巻)のレビューを翻訳させていただいたものです。


elruneblog.blogspot.com


突然のお願いに、快く了解いただいた Runeblogger さんに感謝いたします!



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グローランサ広大な世界で、様々な文化、風土、宗教が存在します。しかし、これまで公式出版物の多くは、グローランサを象徴する2つの地域、ドラゴン・パスとプラックスに焦点を合わせてきました。しかし、この2つの地域以外にも、冒険に満ちた膨大な背景資料が存在するとしたら? グローランサの百科事典『Guide to Glorantha』をちょっと覗いただけで、その可能性の幅は無限大であることがおわかりいただけるでしょう。というわけで、もしあなたが『RuneQuest Roleplaying in Glorantha 』で、すぐに遊べるシナリオを使ってグローランサの新しい冒険の舞台を探索することを楽しみたいなら、DrivethruRPGJonstown Compendium コーナーで 販売されている、スコット・クラウダー著のPDF形式の本、『Pirates of the East Isles Vol.1』を読んでみてはいかがでしょうか? 以下、私のネタバレのないレビューをお読みください。 注意:私はこの冒険をまだ遊んでません。また、このレビューのために、作者は私に無料本を送ってくれましたが、私は客観的であろうと最善をつくしました。



『Pirates of the East Isles Vol. 1』の表紙イラスト。 by Ludovic Chabant and Tania Rodríguez

スタイル


この125ページのPDFは、Jonstown Compendiumの出版物用のWordテンプレートを使って作成されており、表や統計は書式なし、目次にリンクなし、テキストは1カラムのみという、非常に簡素でわかりやすいレイアウトになっています。私は2カラムのレイアウトが好きですが、PDFを読むときは1カラムの方が実は実用的です。


カラフルな表紙のイラストは、熱帯の島に住む東方諸島の3人の海賊(武器と顔つきからして海賊でしょう)が描かれ、頭上を緑色の翼竜(正確には“ソーン”)が飛んでいます。刺青はマオリ族を彷彿とさせ、海のモチーフとグローランサのルーンが描かれていてとても良いと思います。これらの人物は、実はこの本に収録されている最長のシナリオの重要なNPCの3人かもしれません。カバーアーティストは Ludovic Chabant Tania Rodríguez で、前者は書中のモノクロのイラストや地図も手掛けています。彼らのイラストは他の作品でも素晴らしいのですが、本作では、ただただうまいとしか思えません。私のお気に入りは、島の神様のイラストと、海賊の町の地図です。そのほかにも、『Argan Argar Atlas』に掲載された東方諸島のへクスマップや、Pixabay に掲載されたカラーイラストも収録されています。



私の好きな書中のイラストのひとつ。 by Ludovic Chabant 、Pirates of the East Isles Vol. 1


内容紹介


『Pirates of the East Isles Vol.1]』には、東方諸島に関する背景情報グローランサの当地域でのキャラクター作成ルール、そしてルーンクエスト用の3本のシナリオを収録し、この地域のキャンペーンを始めるのに十分な素材が含まれています。そしてこれはまだ第1巻に過ぎません。次の2巻以降では、キャンペーン・シナリオを計10本程度収録する予定とのことで、当面のあいだキャンペーンをプレイするのに十分な内容となる予定です。



『Pirates of the East Isles Vol. 1』の目次


このキャンペーンをプレイしてくれそうなプレイヤーに売り込むとき、私はこんなことを言うつもりです。「神々と魔法に満ちた世界の海を、海賊船で島から島へ渡りながら、カタナを持ったカンフー海賊団をプレイしてみたいと思いませんか?」 誰だってやりたいでしょう? わざわざ 「グローランサ」という単語を出す必要もなく。グローランサを「正しく」プレイするためには、相当深い背景を知らなければならないと思っている人たちがまだいますが、このキャンペーンは、その逆を証明しています。背景資料はたった1ページに収まっており、そのページはGMがプレイヤーに要約できる程度のもので、先ほどの短い売り文句や 本にある簡単な紹介文を読んだだけでプレイを始めることができます。プレイヤーはキャラクターを作りながら、またシナリオをプレイしながら、必要な部分を学んでいくことになります。もちろん、GMとして描写のスパイスやシナリオのアイデアを得るためにもっと情報が欲しければ、『Guide to Glorantha』や『Revealed Mythologies』に収録されている東方諸島の項を読めばいいのですが、やはりそれはあまり必要ではありません。東方諸島は、大小さまざまな大きさのユニークな魔法の島々から成る「箱庭」(サンドボックス)なのですから。



ケイオシアムのホームページの『Well of Daliath』の地図に、ドラゴン・パスとプラックス地方を赤で、東方諸島を緑で記したもの。


このキャンペーンで著者がとったアプローチは、まさにそれです。プレイヤーに独自の目標を設定することを奨励する「箱庭」です。プレイヤーたちが勝手がわからないのであれば、シナリオが舞台設定や重要なNPC作戦拠点となりうる場所、潜在的味方を紹介するのに役立ちます。シナリオは、あらかじめ用意されたプロットをプレイヤーが変更できるものと、GMが任意に挿入できるものがあります。

シナリオについて


第1巻には、3本のシナリオが収録されています。1本は35ページで、キャンペーンのスタートシナリオとして推奨されるものです。このシナリオでは、PCたちはハラガラ人の商人に雇われ、彼の船と乗組員を奪った海賊を追うことになります。これは、PCが魔法の財宝の山を探すのに参加し、魔法の地図の手がかりをたどり、その過程で味方や敵を作るという結末になるでしょう。決闘、ある島の神との出会い古の種族との取引、巨大モンスターとの戦い謎解きなど。1回4時間、3回から5回くらいで終わるかと思いますが、自由に冒険を膨らませることができるでしょう。冒険者たちの行動によって、シナリオの展開が大きく変わるのも魅力的なところです。そして最後には、プレイヤーは東方諸島の魅力を十分に理解し、さらなる冒険の糸口をつかみ、また悪役の一人や二人は再登場することでしょう このシナリオの続編は、シリーズの次の巻に収録される予定です。


一方で、NPC同士の対話が多いので、PCが大胆にそのNPCの何人かに成り代わって、もっとアクションの中心になれるといいなと思います。また、重要な海賊2人の家の地図がないのが残念ですが、これは準備しておくと便利かもしれません。



Ludovic Chabant氏による、カラーマップ付きの海賊街のガゼッタ(エンカウンター付き)


他の2つのシナリオは、キャンペーン中のどの時点でも、あるいは全く含めなくても、GMの裁量で構いません。1つは基本的に悪い方向に進む窃盗もので、テシュノス人の豪華な船が港に到着し、いくつかの勢力がその積荷を盗もうとするが、そのうちの1つがプレイヤーキャラクターである、というものです。PCを防御側として使うこともできます。シナリオにはたくさんのステータスが収録されています(9ページ中6ページがNPCのステータスになります)。このシナリオで私が気に入っているのは、ある勢力の登場とその奇抜で邪悪な計画、そしてPCによっては不意を突かれるかもしれない危険な太陽観測儀、その他クールな細部です。ただ、NPCのパッションが「無気力10%」になっているのは、ルーンクエストでは10%のパッションは無意味なので、意味が分かりません。


最後に、3つ目のシナリオは、私の好きなグローランサの海賊の一種が登場します。ヴォルメイン人の海賊です。ラクーダの神を崇拝し、血に飢えたカタナを振り回すこの海賊の船団は、小さな港の近くで目撃され、人々はパニックに陥っています。果たして冒険者たちは、海賊の襲撃に立ち向かえるのでしょうか? 4ページしかなく、その半分がステータスに費やされている、本書で最も短いシナリオです。しかし、冒険者たちを窮地に追い込み、さまざまな結果や影響をもたらす可能性があり、興味深い内容となっています。この冒険の続編は、シリーズ第3巻に収録される予定です。

キャンペーン資料


東方諸島の海賊 第1巻』には、シナリオを補完するために、海上の旅を彩る豊富なエンカウント表が収録されています。これらはランダムエンカウントとしても、冒険者の行く手に配置するアドベンチャーシードとしても機能します。嵐のような気象現象で船にダメージを受けることもありますが、クリーチャーの項で説明される海の怪物や、他の海賊に遭遇することも! これら11種の海の生物の中には、ケイオシアム社の許可を得てRQ3の動物誌を転用したプレシオサウルスイッサバウ(魚人)などもいますが、アランディニ人など、おそらく初めてルーンクエストのステータスが与えられたものもいます。最後に、天空にうかぶ幻影、反神を礼拝する魔族アンディン人の船団、あるいはH・P・ラヴクラフトなどの物語に大きく影響を受けた存在まで、特殊エンカウンターが用意されています。これらの中には、本格的な冒険を創作するインスピレーションを与えてくれるものもあるかもしれません。また、海賊の生活に関する簡単なセクションでは、反乱に関するルールも紹介されており、おそらく役立つことでしょう。タイトルにあるように、これらは明らかに海賊に焦点が当てられていますが、海賊が敵役にしかならないような他のタイプのキャンペーンについても、少し情報があると面白かったかもしれません。


また、シナリオにはいろいろな船のステータスが書かれていますが、船速以外の航海のルールが載っていないのが残念です。シナリオを進める上ではそれほど必要なものではないのですが、もっと細かいことを知りたいGMは、自分で航海ルールを作るか、ルーンクエスト第3版に収録されているものを使うだろうと、著者は推測しているのでしょう。それでも、このステータスが古いルールブックのものであることを知らない人は、混乱するかもしれません。ケイオシアムが近いうちに『ゲームマスター・ソースブック』を出版して、同じRQ3版の航海ルールか、それに非常に近いものが含まれることを期待しています。これは、『Weapons & Equipment』に含まれる船舶に関する情報を見て、私が推測したものです。航海ルールについて簡単にまとめると、船体強度(hull point) は船の「装甲」であり、構造ポイント (structure point) はダメージに対する「耐久力ポイント」です。船体強度が失われると、構造ポイントも1失なわれます。「耐航力」 (Seaworthiness) は船が浮くための能力です。船長が〈航海術〉技能に成功しない限り、風の強さと耐航力の対抗ロールで失敗すれば、ただ航行するだけで毎日1ポイントずつ耐航力が低下します。嵐のときには、〈航海術〉成功すれば2時間で1ポイントしか失われないが、失敗すると、風の強さと耐航力の対抗ロールにより耐航力を1D6ポイント減らされ、さらに構造ポイントにもダメージを受けます。通常、船には船大工が乗船しており、航海中に船の耐航力を半分まで修復することができますが、使用する材料は高価です。私の友人は、嵐の間、より多くの乗員がかかわる別のシステムを考案しました。彼はそれをパマールテラの海賊キャンペーンでプレイテストしました。私は、彼がいつか近いうちにジョンスタウン・コンペンディウムで公開することを望んでいます。



東方諸島のキャンペーンで使用される天候や エンカウンター表。

海賊、船乗り、法士


キャラクター作成では、ルーンクエストのルールブックにあるようなファミリーヒストリー・ジェネレーターが、東方諸島人向けに用意されています。こちらでも、キャラクターのファミリーヒストリーを作成する際に、この地の歴史を少し知ることができます。冒険者の主な種族は人間ですが、『Bestiary』に収録されているダックの冒険者のディテールをいくつか修正することで、キートのキャラクターを作成する方法も紹介されています。キートは東方諸島原産の飛べない人型鳥類の一種で、オウムキート、カモメキート、クジャクキート、あるいはフラミンゴキートなど、さまざまな姿をしていると私は思っています。東方諸島の歴史上、重要なキートの英雄もいます。冒険者の出身地は、ハラガラ周辺の島々、東のモカトウ群島、北東のハンファラドル諸島の3つの島々です。東方諸島では島ごとに文化が異なりますが、このように出身地をまとめることで、各グループに冒険者を配置することができ、プレイヤーキャラクターの作成が非常に楽になります。例えば、試しに遠く離れたオランダリエル島から、アジサシのような姿のキート戦士をサンプルとして作ってみました。彼女のファミリーヒストリーは、ランダムに決めています。

私の名前はエルーン、火と戦の神カーカルを崇拝しています。私の祖父は太陽暦1551年に生まれ、生計を立てるために音楽を学びました。1568年、祖父は海賊の襲撃を生き延び、その年に私の父が生まれました。その後、再び海が開かれ、祖父は貿易の増加とともに豊かな生活を送り、父に音楽の道を教えました。私は1604年に生まれましたが、その10年後にプレゲゾラン海賊団に父を殺され、それ以来、海賊を憎んでいます。母は再婚し、増え続ける海賊から逃れながら、貿易で利益を得ていました。しかし、1621年にアランディニの魔族が襲撃を始め、その一人が母の命を奪ったので、それ以来、あの忌まわしい怪物を憎んでいます。祖父はラツキ族の襲撃ですぐに亡くなりました。1622年、私は傭兵となり、商船を海賊やその他の脅威から守り、良い生活を送っていました。1624年、アンディン族がハンファラドルを襲撃し征服したため、災難に見舞われました。私は魔族と戦い、南へ航海し、呪いが解かれたばかりのモカトウ島にたどり着きました。そして1625年、ついに私は北西から襲撃してきたヴォルメイン人の海賊と戦わなければならなくなりました。


エルーンはこの間に4つの「憎悪」のパッション(プレゲゾーラ海賊団、アランディニ人、アンディン族、ヴォルメイン人)を獲得し、さらに〈航海術〉+10%、〈合戦〉+5%、名声ポイント+1%を獲得しています。家族のほとんどが襲撃で殺された後、彼女は戦士としての訓練を受けることにしたのだろう。家宝表では、「折りたたんで袋に入れることができる魔法の葦の小屋」を手に入れました。また、この本には6つの島のルーン・アフィニティと、それぞれの文化技能のボーナスが記されています。



キートは最高です。海賊キートはさらに素晴らしい!


東方諸島人は、「海賊」、「船乗り」、「法士」の3つの新しい職業を選ぶことができる。「法士」は武術の習得に専念します。各島には、「八極拳」や「剣の舞い」など、独自の流派があります。例えば、オランダリエル出身の冒険者の場合、「基本道場」や隠密に焦点を当てた「沈黙派」に所属することができます。〈マーシャルアーツ〉の技能が上がると、新たな技を習得することができます。100%以上になると「法士」となり、その流派の【ハイ・アーツ】を習得することができます。これはヴェンフォルニックのエネルギーポイントを消費して悟法の能力を発揮するもので、〈マーシャルアーツ〉の技能が100%以上になると習得できるようになります。たとえば、エルーンは〈マーシャルアーツ〉の技能が30%になると、【ネズミの道】を習得し、失敗した〈忍び歩き〉のロールをやり直すことができるようになります。60%になると 【内的静謐】という能力を習得し、〈隠れる〉技能のリロールを行えるようになります。100%になれば【夜の静寂】を習得することができます。これは4エネルギーポイントを消費して、1ターンのあいだ透明人間になることができるという能力です。また、すべての能力には、冒険者が満たさなければならない 「節制」(Austerity)すなわち 「制約」があり、それを守らなければ〈マーシャルアーツ〉の知識をすべて忘れてしまうのです(!)。これは、なかなかいい感じだと思います。キックで2回攻撃できるようになったり、攻撃速度が上がったり、【ハイ・アーツ】の中には敵にエネルギー弾をぶつけることができるものもあります。しかも、どれもカンフー映画を彷彿とさせるような名前が付いているんですよ。例えば、【反の舞い】は、相手の刃の上を歩くことができる能力です。なんてカッコイイんでしょう! まだ試していないのですが、このルールは、膨大な種類の能力を、テーマ別の流派に分けて、シンプルかつクールに使うことができそうです。とはいうのも、経験で技能を100%以上上げるのは至難の業です。法士は〈マーシャルアーツ〉の技能が160%に達したとき、創造主であるアトリリスの顔を見ることができます。それは強力な能力を引き出す「啓発」のようなものです。


アトリリスといえば、本書では東方諸島の神話14の新しいカルトについても少し触れています。カーカルテレルモ豊穣の双子といった7つの 「一般的な」カルトと、ホービマロンアジ・チョンバエラバマンスといった7つの島の神のカルトです。これらのカルトのいくつかは、ルーン呪文とともに、ルーマヴォクソーランのように、RQ3用の古いサプリメントGods of Glorantha』からケイオシアムの許可を得て再録されたものもあります。その他はまったく新しいもので、独自の新しいルーン呪文や『Red Book of Magic』からの呪文が含まれています。中でもお気に入りは、オランダリエル島の「レッドホット・チリペッパーの女神」です。彼女は "One Hot Minute "という非常に強力なルーン呪文を提供してくれます。



東方諸島のカルトをいくつか紹介するセクションの一部です。

まとめ


全体として、これは購入に値するものです。なによりも、グローランサという世界がいかに多様で、さまざまなキャンペーンに対応できるかを示す、新しい試みです。入門用のシナリオも良く、独創的なアイデアに溢れています。また、プレイヤーはプロットを変更したり、クライマックスに至るまで、さまざまな判断を下すことができます。ただ、いつもと違うことをしようとすると、保守的になってしまうプレイヤーには申し訳ないのですが(「フマクティが演じられないってどういうことだ?」) 海賊や略奪者が多く、島ごとに神が存在し、誰もがカンフーを知っているような地域で、冒険者を演じるチャンスを逃す人はいないでしょう。もちろん、第2巻を読むのが楽しみなのは言うまでもありません。シナリオが増え(一つはヒーロークエスト付き)、マーシャルアーツの流派も増えています。ドラゴン・パスとプラックス以外のキャンペーンをそろそろ出してもいいんじゃないかと思う人は、「東方諸島の海賊」が次に買う本になるかもしれませんね。

良い点

  • グローランサ未開の地での冒険が盛りだくさん。キート! サメ男! 島の神々!
  • 独創的なアイデアのシナリオ。
  • マーシャルアーツの流派と特殊能力のルール。
  • 新しいクリーチャー

あまり良くない点

  • 船を扱うルールがない。願わくば、これらが次巻に収録されるか、ケイオシアムが発売するサプリメントゲームマスター・ソースブック』に収録されることを期待します。もし急ぐのであれば、RQ3のコピーを探してみるとよいでしょう。
  • 作者は、東方諸島を生き生きと描き出すために、もっと美術に余裕があればよかったと思う。
  • ドラゴン・パスとプラックス以外のキャンペーンをする時間がないファンもいるでしょう。


東方諸島の海賊 第1巻』は、DrivethruRPGから$15で販売されており、今のところPDF形式のみです。100部売れたら、プリントオンデマンド版も提供できるようになる予定とのことです。どうでしょう?千の魔法の島々の海を往来する、カンフー海賊のカトラス使いのコンセプトは魅力的だと思いませんか?


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(まりおん 追記)

現在(22/8/15)では、レイアウトを変更し、イラストを追加した Ver 1.3 がダウンロード可能になっています。