ルーンクエスト情報局

新ルーンクエストの情報です。

木剣の寺院(Temple of the Wooden Sword)

基本的には「Masters of Luck and Death」の情報。


簡単な情報

Temple of the Wooden Sword ※

「木剣の寺院」


文化:エルフ(1613年以前はサーター)
構成員:70名
リーダー:戦の谷のラゴール(トロウル)
理念:「我等は夏に備える“奪うもの”の道具。世界樹の歪みを伐採し、新しい枝が芽吹くよう」


伝説的な冒険をし、最後には解散したフマクトのヒーローバンド。「Wyrm's Footprint」 にその詳しい経緯が紹介されています。ここでは、解散後のバンドがどうなっているかについても触れられています。実はエルフの英雄戦争計画に関係しているらしい…。

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神紀の終り:オォルス・サーラー戦争


いきなり東方諸島編。
このへん、あんまり日本では紹介されてませんよね。(Zeb さんがひとり気を吐いておりますけど)


東方の神話では、世界が周期的に「理法の戦争」(Cosmic War)で破壊されて再生するという周期があるという認識があり、「創造紀」「高神紀」「神紀」「亜神紀」「人間紀」というサイクルでくくられています。


今回の神話は、このうちの神紀、太陽神ゴヴメラネンによる支配が終わる時代のお話です。

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ルナー帝国の「啓発」について

「啓発」(Illumination)


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“啓発”の力は第一期の“光の神”ナイサロールによってグローランサに広まりましたが、「事前に疫病を広めておいて、癒し手として現われてカルトを広める」とか酷いことをやったために反発を受け、アーカットやハルマストをはじめとする諸民族の反攻を受け滅ぼされました。


「啓発の道程」(RQ2 のサプリメントが原典)によれば、その神話はつぎのようなものになります。

ある者はラーショランと呼ばれ神がこの哲学を発展させ、教えを広めたという。ラーショランは最後に生まれた神々か、最初に創られた混沌の神性のいずれかであった。彼は大暗黒のあいだの何れの時かに混沌の神に殺されたと言われている。


第一期の終わり頃、死すべき定めの者たちが新しき神を作り出すことに成功した。それは“完全なるもの”オセンタルカ、後に“輝けるもの”ナイサロールとも呼ばれた。その神はぺローリアの人々にこの尊称で恭しく崇拝された。ジェナーテラ西方では、この神性は“裏切り者”“呪われるべき虚言者”を意味する耳障りな言葉「グバージ」という名で呼ばれた。


(中略)


「解放者」たる“フマクトの息子”アーカットは大陸を横断する灰燼の道程を残し、三世代にわたる英雄的な大地の浄化を率いて、ついには最後の勝利を得た。ほとんど誰もがこの神は滅ぼされたのだと信じた。カルトと生き残りの信徒が神の死を越えて生き延びたのかどうか論ずるものもあるが、誰もが啓発の哲学は生き延びたのだということを認めている。第一期から今日ルナー帝国で公式にナイサロールが崇拝されるようになるまで、ひそかにグバージ信仰は続いていたのだと主張している者もいる。


第三期に入り、赤の女神は偉大なる探索の道に乗り出し、その途中で精霊界の虚無の影への道を探し求めた。彼女はそれと出会って打ち負かし、その過程でナイサロール神に啓発された。彼の知識をもって彼女はさらに深奥へと進み、クリムゾン・バットをその永遠の束縛から解放した。彼女はバットを伴い故郷に帰還するとその強大な帝国を確立したのである。その時以来、啓発の哲学を含むナイサロールのカルトの教義は赤の女神のカルトにとって不可欠なものとなった。

で、啓発とはなんだったのか。
前のエントリによるまとめによれば、次のようになります。

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第二期の歴史:オーランスランド王国とEWF

アーカットによるナイサロールの打倒で終わった「曙の時代」ですが、アーカットは人間を裏切ってトロウルになったため、「第二期」はオーランス人にとっても試練の時代として幕を開けます。
アーカットは「アーカットのご命令」(Arkat Tax)という権利をトロウルに与え、さらにトロウルは気ままに略奪をおこなったため、各地で反乱の火の手があがり、オーランス人(実質はトロウルたち)によるダラ・ハッパ支配は早々に瓦解してしまいました。


History of the Heortling People から、第二期の簡単な年表を。
c. は crica で、「〜年ころ」を表しています。

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第一期の歴史:ジェナーテラ最高評議会

f:id:mallion:20170410220014j:plain「曙」の奇跡を伝導するためにつくられた「世界友邦評議会(World Council of Friends)は、150年ごろからアルコスのシャーガシュ信者(人間ではなく地獄の生物だったようです。シャズゾールの子ら(Shadzoring))と対立しました。
迅速な意思決定を必要とされた評議会は、世界友邦評議会の上位に7人からなる新たな評議会を作りました。これが「ジェナーテラ最高評議会」(High Council of Genertela)、またの名を「第二評議会」の始まりです。

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「ウォクタパス料理法」“深鍋”エルウリンの著作より

ネットを漁っていて見つけた。
この翻訳がネット上にあることを忘れていました。
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毒は前もって除いてあると信じてよかった(当日のボールドホームの死亡記録:“アオリーネ・トールならびにナイーミ・アリラーなる給仕女、幸福に浸るあまり体張り裂く。アローンのイリシップ・ギャングル、泥酔して屋根より落ち、首の骨を折る。『七面鳥の義姉妹(Gobbler's Sister-in-Low)』の名も無き674名の奴隷、憤死するも理由不明”)。


ひどい、ひどすぎる(笑)。何をやっているのかサーター王家。

エルウリン少年の友達が毒袋の洗浄を命じられ、次々と死んでいったさまが憤りを込めて記されている。エルウリンが偉大な料理人になろうと思ったのも、ひとつには「そうすればこんな仕事をいいつけられずにすむから」ではなかったろうか?